バイタルケーエスケー・グループは、法令遵守を経営上の重要テーマと捉え、コンプライアンス綱領を策定し、行動規範としています。また、「私たちは、健康で豊かな社会の実現に貢献します」という企業理念のもと、ステークホルダーの皆様と深い信頼関係を築き、社会から信頼される企業になるためには、ビジネスパーソンとして高い倫理観をもって行動することも極めて重要だと考えています。そのうえで、当社グループ全役員・従業員を対象とした年3回のコンプライアンス研修を実施するなど、コンプライアンスの浸透に向けた取り組みを徹底しています。
基本方針
法令の遵守を経営上の重要テーマと捉えコンプライアンス綱領を策定しました。また、年3回のコンプライアンス研修を実施するなど、コンプライアンスの浸透に向けた取り組みを徹底しています。当社グループが「私たちは、健康で豊かな社会の実現に貢献します」という企業理念のもと、ステークホルダーの皆様と深い信頼関係を築き社会から信頼される企業になるためには、法令の遵守はもちろんビジネスパーソンとして高い倫理観をもって行動することが極めて重要だと考えています。そのため、次の5つの基本方針を柱とするコンプライアンス綱領を策定し、グループすべての役員および従業員の行動の規範としています。
コンプライアンス基本方針
- 社会(地域)貢献
- 公正で適正な取引および安全なサービスの実現
- 適時開示および個人情報保護
- 健全な職場環境の確立
- 反社会的勢力との関係断絶
コンプライアンス綱領(要約)
法規範の遵守と良識ある企業活動 |
- 国内外の法令の遵守、社会規範の尊重
- 独占禁止法の遵守、適正な販売活動
- 海外腐敗行為防止法(FCPA・UKBA)や汚職防止のための法令・ルールの遵守
- 人権の尊重と差別の禁止
- 知的財産権の保護
- 個人情報保護
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社会と共に |
- 企業市民として社会への貢献と社会の発展に寄与する
- 防災・災害対応力強化により、人命尊重と危機管理物流など事業継続計画(BCP)の整備
- 政治・行政との健全な関係維持
- 反社会的勢力との関係断絶
- 環境に関する条約・法令の遵守と環境保護の取組み強化
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お客様と共に |
- 商品の適切な品質管理と安全性の確保
- 医薬品など商品の適切な情報提供の実施と適正使用の推進
- 公正かつ自由な競争を確保した適正な販売活動と適正取引
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従業員と共に |
- 安全かつ健全な職場環境の構築と維持
- 職場のハラスメント(セクシャル・パワー・ジェンダー等)の防止
- 従業員への教育の充実
- 内部通報制度の充実
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株主・投資家との関係 |
- 適切な情報開示と経営の透明性の確保
- 株主・投資家との建設的な対話
- インサイダー取引の禁止及び防止
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推進体制
当社では、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、かつグループすべての会社でコンプライアンスリーダーを指名してコンプライアンスを推進する体制を確立しています。
また、コンプライアンス綱領では、コンプライアンス違反行為を発見または自ら行った場合の報告義務について定め、かつセクシュアルハラスメント・パワーハラスメントなど通常の経路では報告が難しい場合を想定し、「内部通報制度」を設けています。これらを機能させるために、報告者・通報者は報告・通報したという事実により不利益を被ることはない旨をコンプライアンス綱領に明記しています。
コンプライアンスの浸透に向けた取り組み
コンプライアンス浸透に向けた取り組みとして、2016年度からグループ全役員・従業員を対象に、年3回、動画視聴によるコンプライアンス研修を行っています。この研修は、まず法令遵守の大切さを伝えるため、不祥事が起きた場合のリスクや、風通しの良い職場をつくることによるセクシャルハラスメントやパワーハラスメントの未然防止というテーマから始まりました。今後も、グループの役員・従業員の日常業務や職場に関連したテーマをピックアップし、発信を続けることにより気づきや学びを促し、職場で自発的にコンプライアンスについて話し合える環境づくりに取り組んでいきます。
また、研修が一方的な発信にならないよう、年1回、グループ全役員・従業員を対象に、コンプライアンス意識調査を実施しています。調査結果をもとに、グループ内のコンプライアンス上の課題を分析し、研修テーマや内容に反映させています。