2025年3月期 第2四半期(中間期)
売上構成比
医薬品卸売事業
医薬品卸売事業の当中間連結会計期間におきましては、薬価改定の影響のほか、前年同期に計上した新型コロナウイルス感染症の治療薬や検査キット等の販売やコロナワクチン配送業務受託による売上が減少するなどマイナスの影響はあったものの、抗がん剤を中心とした新薬創出加算品、先発品および子宮頸がんワクチンや、10月から接種開始になる新たなコロナワクチン等の販売が減収分を上回りわずかに増収となりました。利益面においては、この増収効果等により前年同期比で伸長いたしました。
以上の結果、売上高は279,541百万円(前中間連結会計期間比100.8%)、セグメント利益(営業利益)は、2,724百万円(前中間連結会計期間比103.2%)となりました。
薬局事業
薬局事業におきましては、受付処方箋枚数は減少したものの、調剤技術料収入および薬学管理料収入の増大に努めたことなどにより売上高は伸長いたしました。一方、利益面においては、薬価改定の影響のほか、処方日数の長期化などにより減益となりました。以上の結果、売上高は9,725百万円(前中間連結会計期間比103.6%)、セグメント利益(営業利益)は96百万円(前中間連結会計期間比83.7%)となりました。
動物用医薬品卸売事業
動物用医薬品卸売事業におきましては、一部商品がメーカー直販になるため商品切り替えのマイナス等の影響がありましたが、アローメディカル㈱の連結子会社化もあり売上は5,647百万円(前中間連結会計期間比101.0%)となりました。セグメント利益(営業利益)は仕入価格の上昇等が影響し、144百万円(前中間連結会計期間比78.6%)となりました。
その他事業
その他事業におきましては、各事業において売上が回復したこと等により、セグメント損失額も縮小いたしました。この結果、売上高は2,165百万円(前中間連結会計期間比106.4%)、セグメント損失(営業損失)は88百万円(前中間連結会計期間のセグメント損失は108百万円)となりました。